7日、福井県敦賀市の北陸自動車道で、家族5人が乗ったワゴン車が道路脇に転落し、運転していた40歳の父親が死亡した事故で、意識不明の重体になっていた小学5年生の次男が8日朝、死亡しました。
7日午前11時ごろ、敦賀市曽々木の北陸自動車道の下り線で、ワゴン車が道路脇のガードレールを突き破って10メートルほど下の斜面に転落しました。
警察によりますと、この事故で乗っていた家族5人が病院に運ばれ、運転していた愛知県一宮市の会社員、大内恭介さん(40)が死亡し、次男で小学5年生の深月くん(11)が頭を強く打って意識不明の重体になっていましたが8日、死亡しました。
また、中学生で13歳の長男と、小学生で10歳の長女が手や足の骨を折るなどの大けがをしたほか、40歳の妻も軽いけがをしたということです。
警察によりますと、大内さん一家は7日の朝、愛知県の自宅を出発し、福井県小浜市内に釣りに向かう途中だったということです。
現場は片側2車線のゆるやかなカーブで、現場近くの中央分離帯に衝突した跡があったことなどから、警察は大内さんが運転を誤った可能性があると見て事故の原因を調べています。
-- NHK NEWS WEB