10月10日は、語呂合わせのよさなどから1年の中で記念日の登録がもっとも多くなっています。
長野県佐久市の一般社団法人「日本記念日協会」は、「記念日文化」を発展させたいと平成3年から団体や個人から申請された記念日の認定と登録を行っています。
10月10日は10が2つで「ふ(=2)と(=10)ん」として「ふとんの日」や「千と十」で「銭湯の日」、それに「妊娠は十月十日」と言われることから「赤ちゃんの日」など語呂合わせや由来から、50件の記念日が登録されています。
このうち「棒状で穴があいていること」として「ちくわぶの日」が、ことし新たに、記念日協会から認定されました。
協会によりますと、これは1年の中で最も記念日としての登録が多く、次いで多いのは11月11日の45件だということです。
また、協会に登録されている記念日はおよそ1900件で、中には1つの企業で11件登録しているところもあり、毎年訪れるビジネスチャンスとしても捉えているということです。
「日本記念日協会」は毎週月曜日にさまざまな職業の人が参加する審査会を開いて目的や活動内容などを審査して、登録するか決めているということです。
代表理事の加瀬清志さんは「PR効果につながるとして6年前から登録数が増え続けている。記念日をつくることが世の中を明るくする、よくすることにつながってもらえれば」と話していました。
-- NHK NEWS WEB