ニューヨーク市場の株価急落を受けて、中国・上海市場でも代表的な株価指数が11日の取引開始直後、一時、3.3%余り下落しました。
上海の株式市場は、日本時間の午前10時半の取引開始直後から、幅広い銘柄で売り注文が出て、代表的な指数の「総合指数」は、一時、10日の終値に比べて3.3%余り下落しました。
その後、やや値を戻し、日本時間の午前11時半現在、約2.6%下落して取り引きが行われています。
市場関係者は「アメリカ市場の株価下落を受けて、幅広い銘柄が売られたが、一部に買い戻す動きも出ている。ただ、米中の貿易摩擦の解決が見通せないため株式市場の不透明感はぬぐえない」と話しています。
-- NHK NEWS WEB