11日のヨーロッパの株式市場は、ニューヨーク市場の株価の値下がりを受けて幅広い銘柄に売り注文が広がり、ロンドンやパリ市場の株価指数は2%近い値下がりとなりました。
11日のヨーロッパの株式市場は、前日のニューヨーク市場で株価が急落し、東京やアジアの株式市場でも大幅な値下がりとなった流れを受け、取り引き開始直後から幅広い銘柄に売り注文が広がりました。
また、その後、この日のニューヨーク市場の取り引きが値下がりで始まったことで、株価はさらに下落しました。
この結果、主な市場の株価指数は、前日の終値に比べてロンドン市場とパリ市場でおよそ1.9%下落したほか、ドイツのフランクフルト市場でおよそ1.5%値下がりしました。
市場関係者は「これまで株価は堅調に推移してきたが、アメリカの長期金利上昇が企業収益に与える影響への懸念などから投資家が先行きに対し疑心暗鬼になっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB