アメリカの株価の急落がアジアにも波及して、各地の株式市場は全面安の展開となりました。
11日のアジア各地の株式市場は、10日のニューヨーク市場でダウ平均株価が800ドル以上急落したことを受けて、取り引き開始直後から株価は値下がりし、全面安の展開となりました。
各地の代表的な株価指数の終値は10日に比べて、台湾が約6.3%、ベトナムが約4.8%、韓国が約4.4%、香港が約3.5%、シンガポールが約2.6%下がり、軒並み下落しました。
市場関係者は「ニューヨーク市場の株価急落を受け、東京や上海市場でも株価が大きく下落し、投資家の不安が広がる結果となった。世界的な株安の動きに歯止めがかかるのか、日本時間の今夜、取り引きが始まるニューヨーク市場の動向などに注目が集まっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB