北海道で起きた大規模停電では、北海道電力がツイッターなどによる市民に向けた情報発信が直ちにできませんでした。こうしたことを受け電力各社では、新たにツイッターのアカウントを作るなどして、停電に関する情報をこまめに発信していくことになりました。
先月、北海道で起きた地震にともなう大規模停電では、北海道電力のホームページがアクセスの集中で見られない状態が続きました。
さらにツイッターは、去年3月末で更新を終えていたため、「停電の情報がないのは困る」などの書き込みが相次ぎ、北海道電力では、地震発生から4時間以上たってから大規模停電が起きたことを発信しました。
こうした停電時の情報提供について、NHKがほかの9つの電力会社に確認したところ、東北電力、中国電力、四国電力、九州電力、それに沖縄電力の5社が専用のツイッターのアカウントを、いずれも今月までに新たに設けたほか、ことし4月以降、ツイッターを更新していなかった北陸電力は先月25日に再開したことがわかりました。
電力各社は、停電に関する情報などをこまめに発信していきたいとしています。
一方、北海道電力は自治体への情報発信の在り方も含めて問題がなかったか検証することにしています。
-- NHK NEWS WEB