皇太子さまは13日開幕する全国障害者スポーツ大会の開会式に出席するため、11年ぶりに福井県を訪問されました。
皇太子さまは13日から3日間、福井県内で行われる全国障害者スポーツ大会の開会式に出席するため12日正午前、石川県の小松空港に到着されました。
皇太子さまは午後には、福井県の基幹産業の1つ、繊維産業を視察するためあわら市の繊維メーカーを訪問されました。
皇太子さまはこのあと、福井市内で開かれた福井県選手団の激励会に出席されました。激励会にはおよそ450人の選手が参加し、皇太子さまが見守られる中、選手団を代表して陸上の伊山功起選手と、卓球の山口美鈴選手の2人が「私たちの頑張る姿が多くの県民の夢と希望につながるよう全力を出し尽くします」と決意を述べました。
このあと皇太子さまは、選手たちに歩み寄り、直接、励ましのことばをかけられました。
皇太子さまから激励された陸上の牧野勇樹選手は「お話する機会は一生に1度、あるかないかだと思うので大変光栄です。地元開催なので新記録での優勝を目指して頑張りたいです」と話していました。
皇太子さまが福井県を訪問するのは献血運動推進全国大会が開かれた平成19年以来11年ぶりで、13日福井市の県営陸上競技場で行われる全国障害者スポーツ大会の開会式に出席し、各地で行われる競技も視察される予定です。
-- NHK NEWS WEB