民間の調査会社が行った、都道府県の魅力度を認知度や地域のイメージなどからランキングする調査結果が15日発表され、茨城県は6年連続で全国最下位という結果となりました。
この調査は東京の民間調査会社、「ブランド総合研究所」が毎年、インターネットを通じて行っていて、ことしは各都道府県ごとの認知度や地域のイメージ、観光に行きたいと思うかなど、合わせて84項目について調査しました。
回答を寄せたのは全国の20代から70代の男女3万人余りで、集計の結果、茨城県は6年続けて魅力度が全国で最下位となりました。
項目別にみますと、茨城県は「ハッスル黄門」などのご当地キャラクターの認知度が7位、「IT先端地域のイメージがある」が6位と比較的高い順位でした。
その一方で、「住みたいと思う」が44位、「魅力的な祭りやイベントがある」が47位と低い結果となりました。
茨城県は、県のインターネット放送局での情報発信を増やすなどPRや魅力度アップに力を入れてきましたが、最下位脱却はかなわず、調査開始の平成18年から13回のうち12回で最下位という結果になりました。
このほか、今回の魅力度ランキングでは、北海道が1位となった一方で、群馬県が42位、栃木県が44位と、茨城を含む北関東3県が引き続き下位に位置しています。
-- NHK NEWS WEB