東京 日本橋に開発中の商業施設に、台湾で人気の大型書店が進出することになりました。日本人に加え、増加が続く外国人観光客も取り込みたいとしています。
不動産大手「三井不動産」が、日本橋に建設を進めている地下3階、地上26階建ての複合ビルに、来年秋、台湾の大型書店「誠品生活」が出店します。
台湾を中心にアジアで40店舗以上を展開しているこの書店は、店内の本を座ってゆっくり読むことができるスペースを設けていて、現地で人気があるということです。
およそ2800平方メートルの広さとなる日本橋の店舗では、台湾料理のレストランや、現地の伝統工芸をつくる体験ができるスペースも併設される予定です。
三井不動産では、一定の時間、滞在することを楽しめる施設として、この書店を誘致したということで、国内だけでなく外国人観光客の取り込みにもつなげたいとしています。
三井不動産の石神裕之商業施設本部長は「日本橋地区にはホテルもオープンし、海外からの宿泊も増えている。すべての方がくつろげる場を提供していきたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB