サッカーJ1の横浜F・マリノスからジュビロ磐田に移籍した中村俊輔選手が記者会見し、「期待にグラウンドで応えたい」と新天地での活躍を誓いました。
中村選手は13日、ジュビロの名波浩監督らとともに静岡県磐田市のヤマハスタジアムで記者会見しました。
この中で中村選手は「38歳という年齢で難しい決断だったが、名波監督の存在が大きかった。魅力あるクラブで挑戦したいと思った」と移籍の理由を述べました。
そのうえで「周囲の期待はわかっている。『ジュビロイズム』を体にしみこませてグラウンドで表現したい。自分らしいプレーを見せつつ勝利に貢献したい」と新天地での活躍を誓いました。
中村選手は優れたテクニックと左足の正確なキックを武器に横浜F・マリノス、そして日本代表のゲームメーカーとして活躍し、イタリアのレッジーナやスコットランドのセルティックなど海外のクラブでもプレーしました。
そして、13シーズンにわたって在籍したF・マリノスを退団し、ジュビロ磐田に今月、移籍しました。
中村選手がF・マリノス以外のJリーグのチームでプレーするのは初めてです。
名波監督は「日本代表でともにプレーしていたときから、サッカーに対する情熱や取り組む姿勢を尊敬している。自分の手元で羽ばたいてくれると思うと、身震いする思いだ」と話していました。
中村選手は14日からチームで練習を始めることになっています。
-- NHK NEWS WEB