アメリカの動画配信大手のネットフリックスは先月までの3か月間の決算を発表し、会員数が世界で大きく増えたことで去年の同じ時期に比べて売り上げが34%増えるなど、引き続き好調な決算となりました。
アメリカの動画配信大手、ネットフリックスは、インターネットでドラマや映画などの動画配信サービスを定額で、見放題で提供していて、16日、ことし7月から先月までの3か月間の決算を発表しました。
それによりますと、売り上げは39億9900万ドル(およそ4500億円)で、去年の同じ時期に比べて34%増えました。
最終的な利益も4億ドル(450億円余り)で3.1倍の増加となり、大幅な増収増益となりました。
会員数は世界でおよそ1億3700万人で、アジア地域などでこの3か月間で696万人の大幅な増加となっています。また、年末までにさらに940万人増えるという強気の予想を明らかにしました。
アメリカ経済をけん引している、グーグルやアマゾン・ドット・コム、アップルなどIT関連企業の決算は今回のネットフリックスを手始めに、来月初めにかけて相次いで発表されます。
-- NHK NEWS WEB