値段が100万円する超高級ベビーカーが、東京 新宿のデパートでお披露目されました。7500個余りのクリスタルガラスがあしらわれ、訪れた家族連れなどの注目を集めています。
このベビーカーはベビー用品大手の「コンビ」が創業60年を記念してつくりました。
値段は税抜きで1台100万円です。
車輪やフレームなどにはオーストリアの高級ブランド「スワロフスキー」のクリスタルガラスが合わせて7518個あしらわれています。
赤ちゃんが座るシートには敏感な肌にあうよう国内で有機栽培された木綿が使われ、頭をのせる部分には衝撃を吸収する素材も使われているということです。
このベビーカーは受注生産ですが、17日から大手デパートの「伊勢丹新宿店」で展示され、希望すれば試し乗りもできるということです。
売り場を訪れた9か月の男の子を育てる母親は「きらきらしていてすてきだと思います。でも、もったいなくて家にあってもあまり使わなそうです」と話していました。
メーカーによりますと、最近は比較的価格が高い5万円以上のベビーカーが売れ筋だということで、少子化を背景に子ども1人当たりにかける家庭のお金が増えているためではないかとみています。
コンビ広報担当の安藤文香さんは「縫製はすべて国内で職人が行うなど、こだわって作った商品なので、ぜひ売り場に来て体感してもらいたい」と話しています。
-- NHK NEWS WEB