今月、東京 渋谷区の公園や路上で、会社員の男性2人が面識のない男から相次いで殴られるなどして重軽傷を負った事件で、23歳の男がこのうちの1人に対する傷害の容疑で逮捕されました。警視庁は、もう1人にも暴行したとみて調べています。
今月9日、東京 渋谷区本町の公園で、46歳の会社員の男性が近づいてきた男に突然、殴る蹴るの暴行を受け、顔の骨を折る大けがをしたほか、およそ15分後には500メートル離れた路上で、自転車に乗っていた47歳の会社員の男性が男に突然殴られ、軽いけがをしました。
被害者の男性はいずれも男と面識はなかったということです。
現場から立ち去った男の特徴がよく似ていたため、警視庁が連続傷害事件として捜査していましたが、防犯カメラの映像などから、近くの店で万引きしたとして逮捕された職業不詳の大竹裕登容疑者(23)が46歳の会社員の男性を暴行して大けがをさせたとして、傷害の疑いで逮捕しました。
警視庁は目撃情報などからもう1人の男性を殴ったのも大竹容疑者とみて捜査しています。
警視庁によりますと調べに対して「黙秘します」などと供述しているということです。
-- NHK NEWS WEB