18日のニューヨーク株式市場は、長期金利の上昇や貿易摩擦への懸念などから、ダウ平均株価は大きく値下がりしました。先週の記録的な値下がり以降、値動きの荒い状態が続いています。
18日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、小幅な値下がりで取り引きが始まりましたが、次第に売り注文が増え、前の日に比べて一時、450ドルを超える値下がりを記録しました。
その後はいくぶん買い戻されましたが、結局、終値は、前の日に比べて327ドル23セント安い、2万5379ドル45セントでした。
ダウ平均株価は、先週、2日間で1300ドルを超える値下がりを記録したあと、今週には、500ドル以上値上がりする日があるなど、このところ、値動きの荒い状態が続いています。
市場関係者は、「アメリカの長期金利の上昇で、企業収益に影響が出るという見方に加えて、上海株式市場の下落などで、米中の貿易摩擦への懸念も強まった。EU=ヨーロッパ連合からのイギリスの離脱を巡る交渉が先行き不透明なことも相場の重しになっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB