中国の程永華大使は、中国と交流を続けている経済団体が開いた新年のパーティーに出席し、ことし日中国交正常化から45年となることに触れ、「両国関係の改善や発展が一段と進むチャンスだ」と述べ、さまざまな分野での協力を進めるべきだという考えを示しました。
程大使は、13日、日中経済協会や日本国際貿易促進協会が都内のホテルで開いた新年を祝うパーティーに出席し、あいさつしました。
この中で、程大使は、ことし日中国交正常化から45年となることに触れ、「両国関係の改善や発展が一段と進むチャンスだ」と述べました。
ただ、日中関係については、「順風満帆までにはまだあと一歩という雰囲気がある」と述べ、関係を改善させ安定したものにするためには、一層努力する必要があるとして、政治、経済だけでなく、民間や地方の交流などさまざまな分野での協力を進めるべきだという考えを示しました。
会場には、企業関係者を中心におよそ450人が集まっていて、このうち、大手建設会社の関係者は「日中の経済界はもともとウィンウィンでやっていく姿勢なので、いろいろ問題はありますが、協力して盛り上げられればと思います」と話していました。
-- NHK NEWS WEB