平井卓也IT担当大臣が代表を務める香川県の自民党支部が4年前、談合事件で国から指名停止処分を受けていた企業から12万円の献金を受け取っていたことがわかりました。平井氏の事務所は今後、全額を返金する方針だということです。
政治資金収支報告書によりますと、平井IT担当大臣が代表を務める「自民党香川県第一選挙区支部」は北陸新幹線の雪対策工事をめぐる談合事件で有罪判決を受けた空調工事会社の四国支店から4年前の平成26年に12万円の献金を受けていました。
献金の時期は空調工事会社が国土交通省から受けた指名停止処分の期間中だったということで、平井氏の事務所は事実関係を認めたうえで、今後、全額を返金する方針だということです。
平井氏の事務所は「有罪が確定して以降は献金を受け取っていなかったが認識が甘い部分があった。道義的な観点から返金することにした」としています。
-- NHK NEWS WEB