20日夜、大阪 都島区で酒に酔って暴れていた会社員の男性を警察官4人が保護した際、体を押さえつけた状態でパトカーに乗せていたところ、男性が意識を失い、その後死亡しました。警察は死因の特定を進めるなど、詳しい状況を調べています。
20日午後10時半すぎ、大阪 都島区で「酔っぱらった客の男性が絡んできて困っている」と、タクシーの運転手から通報がありました。
警察によりますと、男性は路上にいて暴言をはき、殴りかかろうとしてきたため、警察官4人が手や足を押さえて保護し、パトカーに乗せて警察署に向かったということです。
車内でも男性が暴れたため体を押さえていたところ、数分ほどして急にぐったりとして意識もなくなったということです。
警察官が心臓マッサージなどの救命措置を行い、男性は救急車で病院に搬送されましたが死亡しました。
警察によりますと、男性は、豊中市に住む33歳の会社員だということです。
警察は、死因の特定を進めるとともに、取り押さえていたときの詳しい状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB