河野外務大臣は訪問先のデンマークでサムエルセン外相と会談し、自由で開かれた貿易の促進が重要だとして、日・EUのEPA=経済連携協定の早期発効に向け、協力していくことを確認しました。
環境問題や経済成長などを話し合う国際会議に出席するため、デンマークを訪れていた河野外務大臣は、日本時間の20日夜、サムエルセン外相と会談しました。
この中で、両外相は保護主義ではなく自由で開かれた貿易を促進していくことが重要だという認識で一致しました。そして、ことし7月に日本とEU=ヨーロッパ連合が署名したEPA=経済連携協定の早期発効に向け、両国が協力していくことを確認しました。
また、河野大臣はイギリスのEUからの離脱交渉がこう着状態になっていることを踏まえ、条件での合意がないままイギリスが離脱することになれば、経済が混乱して日本企業に影響が出かねないとして懸念を伝えました。
-- NHK NEWS WEB