新春の京都を舞台に、中学生から社会人までのランナーがたすきをつなぐ都道府県対抗の全国女子駅伝が15日に行われます。
全国女子駅伝は今回で35回目となり、ことしは日本で初めて駅伝が行われてから100年という節目の年にもなります。大会には47都道府県のチームが参加し、京都市の西京極陸上競技場をスタートとフィニッシュに、マラソンと同じ距離を中学生から社会人までの9人のランナーがたすきをつなぎます。
優勝争いは関西勢を中心に展開される見通しで、13年ぶりの優勝を目指す兵庫は、去年の高校総体1500メートルで表彰台を独占した西脇工業の選手など中学生から社会人まで力のある選手がそろっています。
また、先月の全国高校駅伝で優勝した大阪薫英女学院のメンバーを中心に2年ぶりの優勝を狙う大阪や、去年、最終9区で大逆転して初優勝した愛知の走りも注目されます。
このほか、今大会の選手で最多となる14年連続14回目の出場で、リオデジャネイロオリンピック女子マラソン代表の伊藤舞選手が、所属企業のある徳島から出場します。
レースは午後0時半にスタートし、NHKではテレビやラジオの中継などでお伝えします。
-- NHK NEWS WEB