台湾で21日、8両編成の特急列車が脱線し、18人が死亡した事故で脱線した車両は、JR東海の子会社で名古屋市に本社がある日本車輌製造が製造していたことがわかり、会社は、情報の収集を急いでいます。
会社によりますと、平成23年に最初の受注があり、これまでに19編成を製造・納入し、平成25年から現地で運行しているということです。
この列車の設計上の最高速度は時速150キロで、曲線の区間では車体がわずかに傾くようにして速度を落とすことなく走行できるよう設計されているということです。
また、納入後は車両に重大な欠陥や複雑な故障などがないかぎり、日常の保守点検は台湾の鉄道当局が対応しているということです。
会社では現時点では、脱線した車両を特定できていないということで「車両に問題があったのか現時点ではわからない。情報の収集に全力を入れている」とコメントしています。
-- NHK NEWS WEB