東京・小平市にある公立病院の委託業務をめぐって、特定の業者に落札させるよう談合した疑いがあるとして、警視庁は、病院の幹部や業者ら合わせて3人を官製談合防止法違反などの疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、東京 小平市にある公立昭和病院の施設担当課長、山地今朝幸容疑者(60)や、東京 大田区の空調設備会社「大協設備」の役員、柳一男容疑者(63)、東京 立川市にある「東京ビジネスサービス」多摩支店の総括主任、成田元治容疑者(45)の合わせて3人です。
警視庁の調べによりますと、ことし8月、小平市にある公立昭和病院の空調設備の保守整備の委託業務をめぐって、事前に入札金額を相談するなど特定の業者に落札させるよう談合したとして、官製談合防止法違反などの疑いが持たれています。
警視庁は、22日朝から山地課長らを呼んで任意で事情を聴いていました。
ホームページによりますと、公立昭和病院は、小平市や西東京市など7つの自治体が出資し運営している病院で、延床面積は5万平方メートル余りあり、都の救急医療センターにも指定されています。
-- NHK NEWS WEB