大阪府内では14日夜、大阪市や阪南市で車の追突事故が相次ぎ、1人が死亡しました。当時、路面が凍結したり、雪が降ったりしていたということで、警察が詳しい事故の状況を調べています。
14日午後10時半ごろ、大阪・北区の淀川にかかる国道423号線の新淀川大橋で、車4台が関係する玉突き事故がありました。また、橋の上では、ほぼ同じ時間帯にほかにも車の追突事故が5件相次ぎました。警察によりますと、いずれの事故もけが人はいないということです。事故当時、雪は降っていませんでしたが、路面が凍結していたということです。
一方、昨夜11時すぎ、大阪・阪南市箱作の第二阪和国道で合わせて4台が関係する事故があり、1人が死亡しました。警察によりますと、死亡したのは和歌山市の会社員三宅弘之さん(42)で、最初に3台の玉突き事故が起きたあと車から外に出て路上にいたところ、後ろから来た別の軽乗用車が衝突し、三宅さんは高架になっている道路からおよそ30メートル下に転落したということです。当時、現場周辺は雪が降っていて、視界が悪かったということです。
警察は、軽乗用車を運転していた高石市の会社員、川口裕貴容疑者(24)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕し、詳しい状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB