23日のニューヨーク株式市場はアメリカと中国の貿易摩擦への懸念などから、売り注文が広がって、ダウ平均株価は、一時、500ドル以上値下がりして取り引きされています。
23日のニューヨーク株式市場は、米中の貿易摩擦による原材料費の上昇で建設機械メーカー、キャタピラーなどの業績の先行きに不透明感が出ていることから取り引き開始直後から売り注文が広がっています。
このためダウ平均株価は、一時、500ドル以上値下がりして取り引きされています。
市場関係者は、「中国の上海市場で株安が進んだこともあって、貿易摩擦の長期化で実体経済に悪影響が出るという警戒感が高まっている。またサウジアラビア情勢をめぐる不透明感もあって、買い注文を入れにくい状況になっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB