サウジアラビアの首都リヤドで開かれている経済フォーラムに、主催したムハンマド皇太子が姿を見せました。しかし、関与が指摘されているサウジアラビア人ジャーナリストが死亡した事件を含め、何も発言しないまま会場をあとにしました。
サウジアラビアのムハンマド皇太子が主催する「砂漠のダボス会議」とも呼ばれる経済フォーラムは23日、サウジアラビアの首都リヤドで3日間の日程で始まりました。
フォーラムはムハンマド皇太子が進める経済改革を象徴するイベントですが、今月、サウジアラビア人ジャーナリストのジャマル・カショギ氏がトルコにある総領事館で死亡した事件を受けて、欧米各国の要人や日本を含め外国企業のトップなどが相次いで参加を取りやめました。
事件への関与が指摘されているムハンマド皇太子の動向が注目される中、皇太子は23日午後(日本時間の23日午後11時前)になって、ヨルダンのアブドラ国王とともに会場に姿を現しました。
しかし、関与が指摘されているサウジアラビア人ジャーナリストが死亡した事件を含め、何も発言しないまま会場をあとにしました。
-- NHK NEWS WEB