24日午後、青森県八戸市の港に停泊していた台船の中で、作業をしていた30代の男性2人が倒れているのが見つかり、まもなく死亡しました。警察が詳しい状況を調べています。
24日午後2時ごろ、青森県八戸市河原木の八戸港の第一工業港にいた人から「道路で倒れている人から連絡を依頼された」と消防に通報がありました。
消防が駆けつけたところ、港に停泊していた台船の「ピット」と呼ばれる船底で、作業員の男性2人が意識を失って倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたが、まもなく死亡しました。
警察によりますと、死亡したのはこの台船を所有する会社の社員の北山誠さん(30)と国本圭佑さん(31)です。
また、通報を依頼した、同じ会社の社員の69歳の男性も病院で手当てを受けていて、意識はあるということです。
3人は当時、台船の「ピット」にたまった水を排出する作業をしていて、通報を依頼した69歳の男性は、自力で船から出たということです。
3人に目立ったけがはないということで、警察が詳しい状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB