ニューヨーク市場での株価の大幅な下落を受けて、東京だけでなくアジア各地の市場でも株価は下落しています。
25日のアジア各地の株式市場は、取引開始直後から売り注文が広がり、株価は軒並み下落しています。
日本時間の午前11時半現在の各地の代表的な株価指数は、24日と比べて、韓国がおよそ2.2%、台湾がおよそ2%と大きく下落しているほか、香港がおよそ1.7%、中国・上海がおよそ1.1%、シンガポールもおよそ1%の下落となっています。
市場関係者は、「米中の貿易摩擦で実体経済に悪影響が広がることを投資家は警戒している。アジアの新興国は中国との貿易に大きく依存しているため、特に中国経済の減速を懸念している」と話しています。
-- NHK NEWS WEB