25日朝、名古屋市にあるパチンコ台の製造メーカーの車庫で、この会社の39歳の社長が血を流して死亡しているのが見つかり、警察は、刃物で刺されたような複数の傷があることなどから、殺人事件として捜査しています。
25日午前7時半ごろ、名古屋市中川区中京南通にあるパチンコ台などの遊技機製造メーカー「高尾」の車庫で、社長の内ヶ島正規さん(39)が血を流して倒れているのを警備員の男性が見つけました。内ヶ島さんはすでに死亡していて、警察は、首や腹などに刃物で刺されたような複数の傷があったほか、抵抗した際にできたとみられる傷も確認されたことから、殺人事件として捜査を始めました。
警察の調べによりますと、車庫はシャッターが閉まった状態で、内ヶ島さんはスーツ姿で止めてあった車のそばで倒れていたということです。
現場は名古屋臨海高速鉄道あおなみ線の小本駅から東に1キロ余り離れた住宅や会社の倉庫などが建ち並ぶところで、警察は周辺の防犯カメラの映像の分析や聞き込み捜査をして不審な人物がいなかったかどうか調べています。
-- NHK NEWS WEB