来月15日に販売が解禁されるフランス産のワインの新酒、ボージョレ・ヌーボーを積んだことし最初の航空便が、27日朝、羽田空港に到着しました。
ボージョレ・ヌーボーは、フランス・ブルゴーニュ地方のボージョレ地区で、その年に収穫したブドウを使って作るワインの新酒で、ことしは来月15日に解禁を迎えます。
これを前に、およそ3000本のボトルを積んだ最初の航空便が、27日午前5時前に羽田空港に到着しました。
空港では、税関の職員が容量や産地などが正しく記載されているか検査をしたあと、輸入元の会社に引き渡されました。
会社によりますと、ボージョレ・ヌーボーは、27日から順次、国内各地の空港に到着し、日本全体では、およそ530万本が輸入される見通しだということです。
ことしは夏の収穫期に晴天が続いたことでブドウが完熟し、さわやかでなめらかな味わいに仕上がっているということです。
輸入元の会社のワイン担当の綾木徹さんは「風物詩でもあるボージョレ・ヌーボーを若い人からお年寄りまで多くの人たちに楽しんでもらいたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB