中国を訪れていた安倍総理大臣は、習近平国家主席や李克強首相との首脳会談など一連の日程を終えて、帰国の途につきました。
日本の総理大臣として7年ぶりに中国を公式訪問していた安倍総理大臣は、習近平国家主席や李克強首相と相次いで首脳会談を行ったほか、1000人を超える日中の企業関係者が参加して開かれた「日中第三国市場協力フォーラム」でスピーチしました。
このうち習主席や李首相との会談では、国際標準に合致し、第三国の利益となる企業間協力の推進で一致し、技術革新に向けた支援や知的財産分野での協力の在り方などを議論する新たな対話の立ち上げを確認しました。
また、「日中第三国市場協力フォーラム」では、国際標準に沿ったプロジェクトを第三国で協力して作ることが、日中両国の企業と第三国の利益につながると強調し、日中の企業間協力の推進を呼びかけました。
安倍総理大臣は、26日夜行われた習主席夫妻が主催した夕食会で、一連の日程を終え、27日午前11時前、北京を政府専用機で出発し、帰国の途につきました。
-- NHK NEWS WEB