居酒屋チェーンの「つぼ八」が、「はなの舞」などの居酒屋を運営する企業グループに買収されることになりました。「つぼ八」の店名はそのまま残るということです。
つぼ八を買収するのは、居酒屋のはなの舞やさかなや道場などを運営する「チムニー」と、その親会社で酒の販売店などを展開する「やまや」です。
来月末に、この企業グループがつぼ八の大株主の商社から株式の87.8%を買い取り、傘下に収めます。
買収金額は明らかにしないとしています。
つぼ八は、昭和48年、札幌市に1号店を開いて以降、店を増やし、別の名前の居酒屋を含めて国内外におよそ240店舗を展開しています。
居酒屋業界は、人手不足による人件費の値上がりなどが課題となっていて、チムニーとしてはつぼ八をグループに加えることで、店舗数を980余りに増やし、物流の効率化などにつなげて収益力を高めたいとしています。
買収後も、つぼ八の店名はそのまま残るということです。
-- NHK NEWS WEB