ウルトラマンの生みの親の1人として知られる沖縄県南風原町出身で脚本家の金城哲夫さんにちなみ、沖縄と本土などを結ぶ旅客機の機体にウルトラマンが描かれ、29日、お披露目式が那覇空港で開かれました。
ウルトラマンシリーズの脚本を手がけた南風原町出身の脚本家、金城哲夫さんは昭和51年に37歳の若さで亡くなりました。
金城さんにちなんで沖縄をウルトラマンの聖地としてPRしようと、日本トランスオーシャン航空がウルトラマンを機体に描いた旅客機を就航させることになり、29日に那覇空港でお披露目式が開かれました。
式には、南風原町の金城哲夫資料館の関係者や町内の保育園児など70人余りが出席し、会場に初代のウルトラマンが登場すると子どもたちは一緒に必殺技のポーズをしながら記念写真を撮っていました。
機体には高さ2.8メートル幅6.9メートルのウルトラマンが描かれ、30日から那覇と福岡や石垣と羽田を結ぶ便などで運航を開始する予定だということです。
式に参加した金城さんのめいで客室乗務員の熱田夏梨さんは「私が勤める航空会社でおじが携わったウルトラマンが描かれるのはとてもうれしい。改めて偉大な人だったのだと感じた」と話していました。
-- NHK NEWS WEB