紳士服大手の「コナカ」はスマートフォンのカメラで撮影する方法でそれぞれの体型に合うというワイシャツを売り出すことになりました。ネット通販サイトを運営する「ZOZO」もスマホを使ってサイズを測る方法を取り入れていて、今後、こうしたサービスが定着するのか、注目されます。
関係者によりますと「コナカ」は東京大学の教授らが設立したベンチャー企業と今回のサービスを開発しました。
客は専用のアプリをダウンロードして身長や体重などを入力したうえでスマートフォンのカメラで体の前後、左右の姿、合わせて4回を画面にあるヒト型の枠の中に収めるように撮影します。
そしてAI=人工知能が数千人分の体型のデータを基に肩幅や胸回りなどミリ単位でサイズを計測し、体型にぴったりと合った洋服ができるとしています。
この会社では早ければ11月半ばから、アプリを無料で提供しワイシャツの販売を始め、来年にはオーダーメードのスーツの受注にもつなげる計画です。
ネット通販サイトを運営する「ZOZO」も専用のボディースーツとスマートフォンで体のサイズを測る方法を取り入れていて、今後こうしたサービスが定着するのか、注目されます。
-- NHK NEWS WEB