ことし創業100年を迎えた「パナソニック」が東京で記念のフォーラムを開き、自動運転の小型電動車など、今後、展開を目指す製品などを紹介しています。
「経営の神様」とも言われた松下幸之助が大阪で創業し、ことし3月に創業100年を迎えたパナソニックは、30日から東京で記念のフォーラムを開いています。
このうち少し先の未来をテーマにした展示エリアでは、自動運転の小型電動車が出展されています。
バッテリーやモーターなどが一体になった部分の上に、座席や荷物を入れる大型の箱などを用途に応じて乗せかえることができるようにし、3、4年後に地域密着型のモビリティーサービスを展開したい考えです。
また、荷物を入れてふたを閉めると、人の少し後ろを自動でついてくるロボットも展示されています。
荷物を持って外出するのが難しい人をサポートするのが目的です。
フォーラムでは、パナソニックの津賀一宏社長が「家電の会社から、何の会社になるのか」などをテーマに基調講演を行い、世の中の役に立つため、くらしをアップデートする事業を営んでいくことなどを説明しました。
-- NHK NEWS WEB