容疑者が海外に逃亡している強盗殺人事件など3つの未解決事件について、警視庁は、逃亡先でも事件のことを知ってもらおうと、ホームページに「国外逃亡事件」として中国語でも表記するなど情報提供を呼びかけています。
警視庁のホームページに新たに設けられたのは、「国外逃亡事件」の情報提供を求めるページで、平成13年に新宿区歌舞伎町のクラブで店長が殺害された事件や、平成15年に北区のマンションで飲食店経営者が殺害された事件、平成21年に台東区のマンションで輸入販売会社の社長が殺害された事件について、情報の提供を求めています。
これらの事件は警視庁の捜査で容疑者が特定されていますが、いずれも中国へ逃亡し、未解決のままとなっています。
事件の概要などについて、ホームページでは日本語や英語のほか、逃亡先でも事件のことを知ってもらおうと、中国語でも表記されています。
警視庁は、ほかにも容疑者が国外に逃亡している未解決事件に関しても順次掲載する予定で、「国内だけでなく海外に住む人たちからの情報提供を求め、事件の解決につなげたい」としています。
-- NHK NEWS WEB