ハロウィーンの当日を迎え、仮装した人たちが大勢集まる渋谷では、ディスカウントストアやコンビニが、渋谷区の呼びかけに応じて瓶に入った酒の販売を相次いで見合わせています。
このうち、ディスカウントストア大手の「ドンキホーテホールディングス」は、区内にある店舗「MEGAドン・キホーテ渋谷本店」で、31日午前0時から1日午前6時まで、冷やしたビールやワインなど瓶に入った酒の販売を見合わせています。
店では出入り口に、酒の販売自粛を伝える張り紙を出し、客に理解を求めていました。
店で買い物をした20代の女性は「とてもいいことだと思います。ガラスの破片が落ちていると危険だし、片づけも楽になると思います」と話していました。
また、コンビニ大手の「セブン−イレブン・ジャパン」や「ローソン」、それに「ファミリーマート」は、31日午後6時から1日午前6時まで、渋谷駅の周辺にある店舗で、瓶に入った酒の販売を見合わせます。
ハロウィーンは、渋谷のスクランブル交差点に大勢の仮装した人たちが集まるイベントとしてこのところ定着していますが、迷惑行為も目立つため、渋谷区が、瓶に入った酒の販売自粛などを呼びかけていました。
-- NHK NEWS WEB