1日未明、大阪 枚方市の住宅で40代の両親と20歳の長女が刃物で刺されるなどして倒れているのが見つかり、3人とも死亡しました。警察は現場の状況から、父親が2人を刺したあと自殺したとみて詳しいいきさつを調べています。
1日午前3時前、大阪 枚方市片鉾東町の家族4人が暮らす住宅で「姉の叫び声が聞こえた」と高校生の長男から警察に通報がありました。
警察官が駆けつけたところ、会社員の山本潤さん(48)と妻の佐和子さん(49)、大学生の長女の莉佐さん(20)が刃物で刺されるなどして倒れていて、搬送された病院で3人とも死亡しました。長男にけがはありませんでした。
警察の調べによりますと、玄関の鍵はかかっていて、外から人が侵入した形跡はなく、2階の階段付近に倒れていた父親の近くに血の付いた刃物が落ちていたということです。
妻と長女は背中を刺され、父親の手には刃物を扱った時にできる傷が付いていたほか、長男は当時の状況について「部屋のドアを開けられそうになったが、手で押さえていた」などと話しているということです。
こうした状況から、警察は、父親が2人を刺したあと自殺したとみて詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB