外食業界で、プラスチック製の使い捨てストローを撤去する動きが広がっています。「デニーズ」と「大戸屋」が、1日から一部の店舗でストローの提供を原則、取りやめました。
このうち、ファミリーレストラン大手の「デニーズ」は、1日から東京や神奈川、愛知などの40店舗で、ドリンクバーの棚からプラスチック製のストローを撤去しました。
客から「使いたい」と申し出があった場合は、提供することにしていますが、来年2月末までには、ドリンクバーがある全国のすべての店舗に広げていく予定です。
また、定食チェーンの「大戸屋」も1日から東京や札幌など6店舗でストローの提供を原則として取りやめ、持ち帰り用の袋や容器についても素材の見直しを検討するとしています。
プラスチックごみをめぐっては、海洋汚染など環境への問題が指摘され、ごみの削減が世界的な課題となっています。
外食業界ではファミリーレストラン大手の「ガスト」が、すでに一部の店舗でプラスチック製ストローを撤去し、来月からは全国1300余りのすべての店舗に拡大する予定で、プラスチックごみの削減に向けた対応が広がっています。
-- NHK NEWS WEB