プロ野球・日本ハムが新たな本拠地としておよそ600億円をかけて北海道北広島市に建設する新球場は大リーグ・レンジャーズの新球場も手がけている会社などが設計と施工を担当し、観客の収容規模は3万5000人となることがわかりました。
日本ハムは先月31日におよそ600億円をかけて新球場「北海道ボールパーク」を北広島市のきたひろしま総合運動公園に建設することを正式に決めました。
球場には天然芝が採用され屋根は開閉式となることが、すでに明らかになっていて、関係者によりますと設計と施工は日本ハムが業務提携している大リーグ・レンジャーズの新球場も手がけるアメリカの会社が国内の大手建設会社と担当し、観客の収容規模は3万5000人となることが新たにわかりました。
新球場は雪が落ちやすいように「切妻屋根」を採用していて、スライドさせて開け閉めするということです。
関係者によりますと、屋根が開閉式で天然芝を使った球場は大雪が降る地域では世界でも例がないということです。
新球場をめぐっては来年9月に新会社が設立され、再来年2020年5月に着工、5年後の2023年3月に開業の予定になっています。
日本ハムは5日、札幌市内で会見を開き、北海道ボールパークの建設について詳細な計画を明らかにすることにしています。
-- NHK NEWS WEB