LCC=格安航空会社専用として3年前に開業して以来、利用者が増え続けている成田空港の第3ターミナル前に、新たな高速バスの降車場が設けられることになりました。
成田空港の第3ターミナルは平成27年に開業して以来、利用者の増加が続き、空港会社によりますと、このうち高速バスを利用する人は30%近くに上っています。
このため空港会社は、高速バスの利用者がスムーズに第3ターミナルに入れるよう、来年3月をめどに新たな降車場を設置することになりました。
これによって高速バスは、空港に入って最初に第3ターミナル前に着くことになり、LCCの利用者にとっては到着時間が10分ほど前倒しされ、利便性が向上するということです。
第3ターミナルでは今後、最新のシステムによる保安検査の迅速化や施設の拡張などが進められる予定で、空港会社はLCCの誘致や混雑の緩和を積極的に進める方針です。
成田空港会社の舟木智マネージャーは「LCCの利用者の増加に伴って、サービスの向上も図っていきたい」と話しています。
-- NHK NEWS WEB