山口県周防大島町と本州側を結ぶ橋に貨物船が衝突した事故で、船が橋にぶつかる瞬間をとらえた映像が公開されました。
周防大島町では先月22日、本州側の柳井市との間を結ぶ橋に外国船籍の貨物船が衝突して送水管などが壊れ、事故から2週間たった5日もほぼ全域のおよそ9000世帯で断水が続いているほか、大型車両の通行が制限され観光や農水産業に大きな影響が出ています。
岩国市のケーブルテレビ会社「アイ・キャン」は5日、周防大島町側の橋の付近に設置した定点カメラがとらえた事故当時の映像を公開しました。
映像では橋の左側から大型船が近づき、船の先端の明かりが橋の下を通過した直後、道路脇の電灯が消える様子が確認できます。
また、事故の直後に橋を通行する車の様子も映っています。
映像は橋の明かりが消えた1秒後、光ファイバーのケーブルが断線したため途絶えています。
-- NHK NEWS WEB