今年度の国家公務員の給与とボーナスが、いずれも人事院の勧告どおり5年連続で引き上げられる見通しとなりました。
国家公務員の給与について、人事院はことし8月、民間企業との賃金の格差を解消するため、今年度、月給は平均で0.16%、ボーナスは0.05か月分、それぞれ引き上げるよう勧告しました。
政府は6日、給与関係閣僚会議を開いて検討した結果、月給とボーナスのいずれも勧告どおり、引き上げることを決めました。
国家公務員の月給とボーナスが引き上げられるのは5年連続で、平均の年収は、行政職で3万円余り増え、678万3000円となります。
政府は、こうした内容を盛り込んだ法律の改正案などを今の国会に提出し、成立を図ることにしています。
-- NHK NEWS WEB