インスタントラーメン発祥の地として知られる大阪池田市は観光客を呼び込もうと、かわいらしい怪獣たちが市内で大暴れするPR動画をインターネットで公開し、話題となっています。
このPR動画は大阪府北部の池田市が来年、市制80周年を迎えることを記念し、およそ1000万円かけて制作したもので、6日からインターネットの動画投稿サイト「YouTube」で公開しました。
動画は前編と後編の合わせておよそ8分間で、池田市の自宅でインスタントラーメンを発明した安藤百福にちなんで、大手食品メーカーのキャラクター「ひよこちゃん」と、市内にある五月山動物園の人気者、ウォンバットが巨大化して大暴れする怪獣映画風の映像となっています。
怪獣たちは池田城跡公園や伏尾温泉などの観光名所を次々に壊し、最後は巨大化した市長が戦いながら市をPRします。
動画を公開したあと、インターネットのツイッターには「すごすぎて行ってみたくなった」などの反応が寄せられ、話題となっています。
池田市秘書広報課では「そこまでやっていいのかと市民からお叱りを受けないか不安ですが、動画をきっかけに池田市に興味を持ってもらい、多くの観光客に訪れてもらいたい」としています。
-- NHK NEWS WEB