スマートフォンの販売で世界シェアトップのサムスン電子は、広げるとタブレット端末のように使える、折り畳み式のスマートフォンを開発していると発表しました。
韓国のサムスン電子は7日、アメリカ西海岸のサンフランシスコで開いたアプリなどの開発者向けの会議で、折り畳み式のスマートフォンを開発していると発表しました。
披露された端末の画面は、大きさが7.3インチでタブレット端末のように使えますが、本のように折り畳むとポケットに入る大きさになります。
折り畳んだ状態で一般的なスマートフォンとして使えるほか、広げた状態では左右に分割した画面にもなることで、最大で3つのアプリを同時に実行できるということです。
サムスンの担当者は「これこそ未来のスマートフォンになる。数か月以内に量産を始める」と述べましたが、詳しい機能や発売時期、価格などは明らかにしませんでした。
折り畳み式のスマートフォンをめぐっては、中国のメーカーも開発を進めていて、このところ伸び悩んでいるスマートフォン市場の起爆剤となるのか注目されそうです。
-- NHK NEWS WEB