大手電力会社と取り引きがあるなどとうその説明をして西濃運輸グループの会社からおよそ7700万円をだましとったとして会社役員の男ら2人が逮捕されました。警視庁は、同じような手口で合わせて7億円余りをだましとった疑いがあるとして調べています。
逮捕されたのは東京・品川区の会社役員野口宏和容疑者(65)ら2人です。
警視庁によりますと、野口容疑者らは3年前、西濃運輸グループの会社に「大手電力会社と取り引きがある」などとうその説明をして、債権の代金の名目でおよそ7700万円をだましとったとして詐欺の疑いが持たれています。
実際には電力会社と取り引きをしていませんでしたがうその契約書などを提出して信用させていたいうことです。
警視庁は、同じような手口で合わせておよそ7億7000万円をだましとった疑いがあるとして調べています。
警視庁によりますと野口容疑者は調べに対し、「当時のことは思い出せません」などと供述しているということです。
-- NHK NEWS WEB