11日未明、千葉県八千代市の小学校の校舎に侵入していた自称スリランカ人の36歳の男が、建造物侵入の疑いで警察に逮捕されました。男が現場を立ち去る前に教室から煙が上がり、警察官などが消火にあたったということで、警察は関連を調べています。
逮捕されたのは、自称スリランカ人の鉄筋工で住所不定のスドゥワデーワゲ・プラバーツ・アサンカ・フェルナンド容疑者(36)です。警察によりますと、フェルナンド容疑者は、11日午前2時15分ごろ、八千代市八千代台にある八千代台小学校の校舎に侵入した建造物侵入の疑いが持たれています。
校舎に設置された人の侵入を感知する装置が作動したため、警備会社が警察に通報し、駆けつけた警察官が、校舎から出てきたフェルナンド容疑者を逮捕しました。
フェルナンド容疑者が校舎から立ち去る前には、2階の教室の一部から煙が上がり、警察と消防が消火にあたったということで、警察では関連についても調べています。
八千代台小学校によりますと、被害を受けた教室は2年生の2つのクラスの教室で、12日以降は、校舎の3階にある別の教室で対応するということです。
-- NHK NEWS WEB