横浜市の商店街で帰宅途中の34歳の女性が刃物のようなもので刺され大けがをした事件で、近くの防犯カメラにつえをついた男が女性のすぐ後ろを歩く様子が映っていたことが警察への取材でわかりました。警察はこの人物が事件に関わったと見て行方を捜査しています。
11日午前3時半ごろ、横浜市神奈川区の商店街の路上で近くに住む34歳の会社員の女性が帰宅しようと歩いていたところ、男に刃物のようなもので刺され大けがをしました。
警察によりますと、女性は上半身を複数回、刺されましたが、命に別状はないということです。
これまでの調べで、事件の直前、つえをついた黒っぽい服装の男が、女性のすぐ後ろを歩く様子が近くの防犯カメラに映っていたことが新たにわかりました。
当時、女性は商店街の南の端にあるコンビニエンスストアを出て自宅がある北の方角に歩いていて、「後ろから来た知らない男に突然、刺された」と話しているということです。
防犯カメラにはつえをついた男が現場から立ち去る様子も写っていたということで、警察はこの人物が事件に関わったと見て殺人未遂の疑いで行方を捜査しています。
-- NHK NEWS WEB