コンピューターのプログラミング教育が小学校で必修化されるのを前に、大阪市に本社がある大手家電量販店の「エディオン」は、ロボットを使った「プログラミング教室」を来月から始める方針です。
関係者によりますと、エディオンは、ロボットを使ったプログラミング教育を世界で展開している中国の企業と提携して、国内で子ども向けの「プログラミング教室」を始める方針です。
小学3年生から中学生までが対象で、専用の教育用ロボットと教材を使うことで、3年かけてプログラミングを学ぶことができるということです。
来月、兵庫県西宮市に最初の教室を直営で開設し、来年以降、全国でフランチャイズ展開して、200か所以上の教室と8000人以上の生徒を目指すということです。
また、プログラミングの力を競う全国大会を来年中に開催することも計画していて、再来年以降は、大会の成績優秀者でチームを作り、世界大会に出場することも検討しています。
プログラミング教育は、2020年度から全国の小学校で必修化されることになっていて、エディオンとしては、一足早く参入することで、この分野での事業展開の足がかりとする狙いがあると見られます。
-- NHK NEWS WEB