13日午前、関西空港に着陸したシンガポール航空の旅客機が誤って管制官に指示された場所と異なる誘導路に進入し、30分ほど誘導路上で停止するトラブルがありました。乗客や乗員にけがはありませんでした。
13日午前9時ごろ、シンガポールから関西空港に到着したシンガポール航空の旅客機が、着陸したB滑走路から第1ターミナルの駐機場に向かう際、誤って管制官の指示とは異なる誘導路に進入しました。
旅客機は管制官の指示を受けてそのまま30分ほど誘導路上に停止したあと、専用の作業車を使って本来の誘導路に戻されました。
空港の運営会社や国土交通省によりますと、旅客機には乗客と乗員合わせて363人が乗っていましたが、けがはありませんでした。また、ほかの便の運航に大きな影響はなかったということです。
国土交通省はパイロットの勘違いが原因とみて、今後、航空会社に再発防止策の提出などを求めることにしています。
-- NHK NEWS WEB