13日の東京株式市場は日経平均株価が、一時800円近く下落するなど、大幅に値下がりしました。IT関連企業の業績への懸念からほぼ全面安になりました。
13日の東京株式市場は前日のニューヨーク市場での株価の大幅な下落を受けて、取り引き開始直後から売り注文が広がり、日経平均株価は、一時800円近く値下がりしました。
その後はいくぶん買い戻され、
▽日経平均株価の13日の終値は12日より459円36銭安い、2万1810円52銭。
▽東証株価指数=トピックスは33.50下がって、1638.45。
▽1日の出来高は16億987万株でした。
13日の株価の下落は、IT大手のアップルと取り引きがあるアメリカ企業の業績見通しをきっかけに、スマートフォンの販売が世界的に伸び悩んでいるという懸念が広がったことが背景です。ニューヨーク市場に続いて東京市場でも、電子部品関連の銘柄を中心にほぼ全面安になりました。
市場関係者は「アメリカと中国の貿易摩擦やイタリアの財政問題などもあって、投資家はリスクに敏感になっており、しばらくは値動きの荒い相場が続くだろう」と話しています。
-- NHK NEWS WEB