日本テレビの人気バラエティー番組、「世界の果てまでイッテQ!」で、実際には行われていない海外の祭りをでっち上げる「やらせ」があったと、週刊誌が伝えたことについて、日本テレビは14日、やらせは否定したうえで、「企画についての確認が不十分だった」として謝罪しました。
日本テレビが「世界の果てまでイッテQ!」の中で紹介したラオスの「橋祭り」という祭りについて、週刊文春は、現地では行われておらず「やらせ」だったなどと先週、報じました。
この「祭り」の企画について、日本テレビは14日、コメントを出し、「番組の意向でコーディネート会社が提案したり、実質的な主催者となってイベントを開催したケースや場所や時期を変更したものもあった」と説明しました。
また、番組がコーディネート会社に支払った撮影経費から、開催費用や賞金などが支払われていたこともあったということです。
日本テレビは、やらせは否定したうえで、「コーディネート会社との長年にわたる協力関係に甘え、企画についての確認が不十分なまま放送に至ったことは当社に責任がある」として謝罪しました。
-- NHK NEWS WEB